通常41,010円のところを29,800円に!!

HdV(ハイド・ドゥ・ヴィレーヌ)はナパヴァレーの優れた葡萄栽培家であるハイド家と仏ロマネ・コンティ社(DRC)の共同オーナーであるドゥ・ヴィレーヌ家の共同事業です。

ハイド家は80年代初頭からナパ南西部カーネロス地区の広大な畑を所有し、エチュード、キスラー、パッツ&ホール、レイミーといった著名なワイナリーに高品質な葡萄を提供してきましたが、葡萄栽培にこだわるあまり長年ワインの醸造は行っていませんでした。

しかし代表であるラリー・ハイド氏の従姉妹がDRCオーナーの一人であるオヴェール・ドゥ・ヴィレーヌ氏と結婚したのを縁に、ドゥ・ヴィレーヌ氏がハイド氏を説得して米仏夢のコラボレーションが実現したのです。

醸造家にはフランス出身でポマール、ムルソー、シャサーニュ・モンラッシェ等の一流処で腕を磨いたステファン・ヴィヴィエール氏が起用され、ブルゴーニュの手法で上質なシャルドネやシラーを、またボルドーの手法でメルローとカヴェルネのブレンドを生産しています。このためフランスワイン好きの方にもファンが多いようです。

生産量はいずれも数百ケース単位と希少ですが、今回ご案内するコモダント・シャルドネの生産量は年間わずか48ケース(2樽)のみ。元々HdVのスタッフと一部の上級クラブメンバーのためだけに造られた特別なワインで、一般には販売されていません。「HdV De La Guerra Chardonnay」「HdV Hyde Carneros Chardonnay」とは全くの別物です。

前述のステファン氏がカーネロスの畑の最高の時期、すなわち最も忙しい収穫期に自ら手摘みしたという特別な葡萄を使い、ドゥ・ヴィレーヌ氏の希望でロマネコンティのモンティシェ(シャルドネ)を思わせるような、しっかりとした骨格と複雑さを持ちながら、花の香りのする優雅で上品なシャルドネに仕上がっています。今後十年以上の間ゆっくりと熟成を進めながら美味しく召し上がれるでしょう。